設計のすすめかた

1.お問い合わせ

設計依頼をお考えの方は、メールにてご連絡ください。
自宅兼事務所は築60年の古屋をリフォームしました。家づくり相談を兼ねて見学いただけます。メールはこちらから>

2.ヒアリング

どんな家に住みたいか、どんな生活を送りたいかお話を伺います。
およそ1〜2時間くらい目安です。その際にはおおまかな、ご希望のスケジュールや予算計画をご用意ください。ご相談は無料です。

3.初期提案

初回ご提案では、ラフプランを作成いたします。
周辺環境と家の関わり、暮らし方、家事や子育てのしやすさなどを盛り込んだプランです。ここまでは無料です。
お気に入りいただけましたら、設計図、イメージパース等を作成します。ご提案の規模や内容によりますが、２～４週間ご提案にお時間をいただいています。※費用は55,000円（税込）となります。設計契約に至る場合は設計監理費用に含めています。

4.設計監理契約

基本設計案がまとまると、弊社と設計監理契約を結んでいただきます。
引き続き「設計」業務をすすめます。設計監理料は工事費用をベースにした料率で定めています。工事費の10〜15％が目安です。
例 (税別、構造設計料別途)
工事費1500万円 ⇒ 設計監理費225万円
工事費2000万円 ⇒ 設計監理費260万円
工事費3000万円 ⇒ 設計監理費360万円

5.実施設計

実施設計では様々な物事の検討と決定を行います。
あらかじめこちらでセレクトした仕上げ材や照明器具、設備機器を中心に、カタログやサンプルを見ながら選んで決めていきます。事務所だけでなく、ショールームでも打合せすることがあります。
決める項目がたくさんあるため、時間がかかります。それぞれの決定と並行して実施図面を仕上げていきます。目安の期間としては4〜5ヶ月です。

6.工務店の選定

実施設計案がまとまったら、工務店に見積りを依頼します。
設計室では工務店から出てきた見積り金額が適正であるかを精査するとともに、予算を超える場合はどう調整するか提案します。
その流れを経て、見積り金額が決まると、クライアントには工務店と工事請負契約を結んでいただきます。

7.着工へ向けての申請業務

見積りと並行し、建築確認申請など着工前に必要な申請や届け出を行います。
この業務は設計監理業務に含まれますが、役所などの審査機関に支払う審査手数料はクライアントにご負担いただきます。目安としては木造2階建でおよそ2〜3万円です。
また、建築確認申請以外の長期優良住宅の申請や省エネエコポイントの申請業務は別途費用をいただき、この段階で行っています。

8.着工と現場監理

着工から先は「監理」業務へ移ります。
基本的には設計図通りに現場が進んでいるかを確認しますが、設計図では描ききれない現場詳細図を描いてより完成度の高い空間を目指します。現場監理は週に1回を目安として行います。

9.各種検査を経て引渡しへ

工事の進捗に合わせて、監理者として各種検査を行います。
定期的な現場監理に加えて、各工程の区切りで検査を行います。また、検査機関の中間検査・完了検査、引き渡し前には施主検査もあります。これらの検査をすべて合格した後、工務店からクライアントに引渡されます。

10.アフターメンテナンス

1年を目処に定期検査を行います。
工務店の現場監督と一緒にお邪魔して、住み心地のヒアリングや不具合カ所の確認などを行います。弊社では業務完了後も、クライアントと気軽にお付合いできる関係を目指しています。